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資格試験でのインプット学習法の落とし穴(2)~2回目インプットは基本テキスト中心に~

落とし穴です。




前回は初めて資格試験で初めてインプット学習する時の落とし穴と、
そうならないための具体的な学習法を書きました。

今回は2回目インプット学習の効果的な方法についてです。
それなりの時間をかけて1回目のインプット学習を終えたあと、
さあ2回目だぞとすぐに、
1回目と同じ学習法をしてはならないということです。

簡単に1回目インプット学習法のおさらいをしておきます。
・インプット学習は 問題集をメインとする。 
・問題集、特に過去問題集の問題や解説の中には、
 重要な内容が満載。
・問題は問題文を読んだら、即、解説を読む。
・問題を解くのではなく、 問題文と解説を読む。
・その内容を基本テキストの中から探して読む。

今日の本題です。
「2回目インプット学習は、基本テキスト中心に進める」
えっ!!!
1回目は問題集中心なのに、2回目は基本テキスト中心って、
どうしてコロコロ変わるのかな?と思われるでしょうね。
でも、これって変わったように見えて、実は何も変わっていません。


つまり1回目のインプット学習の時に、
過去問題集にあった各選択肢のひとつひとつの内容は、
基本テキストに下線やレ点などのチェックマークが付いて残っていますよね。

当たり前なんですがテキストというものは、
問題集とはそのスタイルが異なり、項目立ての中は「文章」ですよね。

1回目の時には問題の内容をチェックしただけですから、
前後の文章などはほぼ読んでいないと思います。

それでよかったのです。

しかし2回目のインプット学習は、より理解を深めることが大切です。

といって基本テキストをただなんとなく、
本にあらかじめ色が塗ってある重要なところだけを気にしながら読んでいくのは、
ほんとにもったいないです。

どうせ読むなら、
過去問題集に出てて自分でマークなどでチェックした部分を、
確認しながら読んでいけば、
過去問題集の内容を基本テキストを読んでいくだけで復習できることになります。

これこそが2回目は1回目と異なり、
基本テキストを中心にインプット学習をしていくべきと書いた理由です。

また、基本テキストを読んでいて、
過去問題集に出ていた部分で理解できない時は、
過去問題集の当該肢の設問と解説を読むのです。
解説はストレートに設問の解説が書いてあるので
理解を助けてくれるものだと思います。

このように、基本テキストを読みながら過去問題集見たり戻ったりしながら、
過去問に出題されていた部分を間違いなく確認していけるのです。

逆に言えば、
過去問題集に出ていない部分で基本テキストがわからないところは、
無理に深追いしないで、「?」だけ書いておけばよいのです。
さっさと前に進んででいった方が得策です。


以上のような基本テキストを中心にした学習法で、
2回目のインプット学習をしていくのが、
時間がかからなくて、効果が大きく、
かつ1回目の復習もできる方法としておすすめです。

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