推薦したくなる基本テキストは、
「国家試験受験のためのよくわかる民法」(自由国民社)です。
そもそも本屋さんの行政書士試験対策コーナーを占拠している基本テキストは、
科目別ではなく、分厚い1冊で全ての科目が入っているものばかりですよね。
私がお勧めする「よくわかる」は、口語体で読みやすいです。
何よりもこの本は行政書士本試験に出題された内容が、
ほぼ完璧に記載されています。
先ほどの分厚い1冊のものは、厚いと言っても民法だけで比較すれば、
「よくわかる」方が倍近い分量があります。
更に昨年令和元年の本試験問題を全てチェックすると、
「よくわかる」の中に出題された点は全て書かれていました。
次に、肢別問題集として評判の良い「合格革命」シリーズの基本テキストです。
民法で昨年の本試験問題のチェックをしたら、
何と6割程度しか記載されていなかったのです。
要は「合格革命 基本のテキスト」を完璧に理解していても、
MAX6割しか取れないということ。
衝撃的ですよね、これって!
完璧でも6割しか得点できない基本的なテキストは利用すべきではないのです。
やはり基本テキストは「よくわかる」が相応しいという事ですね。
ただしこの「よくわかる」も使い方次第では、
非常に効率の悪いものになりますから、使い方要注意なのです。
この点は次回に書いていきます。